interview
〜 小春ママの毒舌放談 〜
松永姉妹とアコーディオン
チャラン・ポ・ランタン…ひょっとしたら、フジロックのオフィシャルHPで、彼女たちの変わった紹介文を見た人もいるのではないかと思います。簡単に言えば、姉の小春ちゃんがアコーディオンで、妹のももちゃんが唄を担当する姉妹デュオであり、今年のフジロックは、ゴジラ・放射能・ヒカシュー名義を含め3ステージの出演が決定しています。
チャラン・ポ・ランタン…ひょっとしたら、フジロックのオフィシャルHPで、彼女たちの変わった紹介文を見た人もいるのではないかと思います。簡単に言えば、姉の小春ちゃんがアコーディオンで、妹のももちゃんが唄を担当する姉妹デュオであり、今年のフジロックは、ゴジラ・放射能・ヒカシュー名義を含め3ステージの出演が決定しています。
どもども(笑)まずは、音楽をはじめるきっかけは何だったの?
小春 : きっかけは、7歳のときにサーカスでアコーディオンを見て、どうしても欲しくなって、サンタさんにお願いしたっていう。その時からボタンアコーディオンだったの?
小春:まぁ、ボタンといえばボタンなんだけど、オモチャ。それを手に入れてから、バカのひとつ覚えで年がら年じゅう練習して、クリスマスになったら「もうちょっと大きいアコーディオンが欲しい!」って、だんだん大きくなっていってさ。途中、鍵盤の時もあったんだけど、今のようなちゃんとしたボタンアコーディオンをはじめたのは10歳の頃。14年もやってるんだね。そういえば、ももちゃんもアコーディオンやってたんだよね?
もも:はい、やってたんです。ももちゃんが歌いだしたのは、小春ちゃんが誘ったの?
小春:そう、ももには本当に申しわけないんだけど、歌声とか聴いたことないまま誘って。なんでかっていうと、暇そうだったし、それに、いろいろと口を出したかったんだよね。ヴォーカリストとして完成してる人だと、「え…嫌です。」とかいろいろ言われそうだし。そチャランポが結成されたのはいつ?
小春:2009年の…7月…?まさに今頃だ。オリジナルはそのころから作ってたの?
小春:昔の歌が好きだったから、ライヴでは"東京ティティナ“とか、”アラビヤの唄“をやることが多かったねぇ。「がんばって作ろう!」って感じでもなかったけど、取りかかってみたらすぐにできたし。その時期にはCDも出したけど、もう売ってないからねぇ。『親知らずのタンゴ』は手に入らないよね。物販に1枚もCDが無いという…。
もも:まぼろしのCD(笑)いい事務所だね。リリースはいつ?
小春:9月12日かな。期待してます。そういえば、なんでももちゃんはブタを持ってるの?
もも:(笑)そういえば、小春ちゃんは去年、「踊ろうマチルダ」でフジに参加してるよね。どうだった?
小春:フジロック好きには悪いけど、あんなに過酷な場所だとは思わなかった。「なんでこんなに過酷なのに音楽を聴く余裕があるんだ!」って。マチルダで出演するステージ(ジプシーアバロン)まで、入り口からひと通り歩いたんだけど、遠いし、ぬかるんでるし…なんだあの田んぼ! 泥!間違いではないね。フジは、先に「ゴジラ・放射能・ヒカシュー」の出演が決まったの?
小春:そうそう。それで、「チャランポのことも言っといてくださいよぉ〜!」って伝えてみた。決まって嬉しいよぉ〜!そもそも、ゴジラ〜の「小美人」に決まった経緯はどんな感じだった?
小春:震災があって、原発のことがあって、ヒカシューさんが「ゴジラをやりたい」ってなって、双子を探していたらしいのね。そしたら誰かが、「チャラン・ポ・ランタンっていうのがいるよ」って言ってくれたみたい。それで突然電話がきて、「どうも、マキガミです…」(※リンク先モノマネ)みたいな。自前だったんだ?
小春:自前だよー、あんな原始人みたいなのが家にあるわけないじゃん!なるほど。では最後に、月なみですがフジロッカーズへのメッセージをお願いします。
小春:フジロックのことはよく知らないし、意気込みもなにもあったもんじゃないけど、ちょうどその時期に自分たちの環境が変わるし、9月12日にCDも出すっていうのも決まったから、とりあえず、今年は一発かますよー! ウチらはフジだけに限らず、海外でもどこのステージでも全力。同じだから。みんなウチらのこと知らんと思うけどね、何か面白いことするから、待っててくれれば…待っててねー!ラジオ頭(レディオヘッド)の真裏でお客さん少ないと思うけど!